20191128
この間の日曜日に今度は花組トップ退団公演千穐楽ライブビューイング(長い)行ってきました。
今回も非常に長かった。映画館の椅子は長く座るようにできてないからお尻が大変大変な事になりますな。
話は色々示唆に富んだ内容で、上手に現在と未来を思わせる配置。科白や物語そのものも、演者の心境が恐らく反映された作りになっていて、これを物語として組み上げているのはさすがプロの仕事だなーと思いました。
そういう内容なのに、物語としても面白くて、でも科白の端々に演者本人の覚悟や下級生に対する気持ちが反映されているようでこの作りはずるい。泣くよ。
レビューもラストショウもとても良くて、最後まで笑わせ処があって、楽しいのに寂しい、そんな気持ちになった。

昨日だかツイッター見てたら貴方の推しは結局誰みたいなタグが流れてきた。ヅカではそういう人が特別いなくて、気になる演目をできる限り観たいと思って観てたんだけど、余韻に浸りながら最終的にみりおさんは私のひいきだったのではないかと思った。
宝塚を観るようになってからまだ判らないことだらけだけど、初めて観た時からいたトップで(多分)――つまり大体五年位観てる事になるんだけど――他の組のトップさんがどんどん入れ替わっていく中一番沢山観た人で、それ故に思い入れも沢山あったとは思うんだけど、それだけでもなかったようで。
何よりこの人のポーの一族を劇場で観られたのは本当に至福だった。
エドガーとアランが並んで客席に背を向けて舞台の奥へ歩いて行くシーンで、アランと比べると歩き方が少年であーこの子は本当に男の人じゃなくて男の子だって思ったのが最高だった。
多分これはずっと忘れないと思う。

話がとっちらかってきたけど、何が云いたいかってみりおさんが好きだったって事。
あ、最後の最後までテンパってた柚香光さんのトップ公演も観たいよ。ちゃんとトップができているか見届けないといけない(使命感)。彼女のことも好きだから。
20191112
そういえば先月十二国記の続編が出てというような話をしましたが、残り二冊も発売になり、私はまだ読めていない。
続編が出るという知らせがあって、ではその前に復習だ、何より魔性の子が読みたい本棚の何処かにあったはず――。そう思っていた日もありました。
要するに上手く見つけ出すことができなかった訳です。
ホワイトハートの本編はあっさりと出てきたのに、何処行ったのよあの子ったら(泰麒だから仕方ない)。

とにかく、続きを読むためには本編を読まないと。特に泰麒の話なんて何がどうなってたのかぜんっぜん憶えてない。
本編以上に魔性の子が好きで、魔性の子に対する思い入れが恐らく半端ないのでなんとかして読みたい。今のままだと魔性の子の内容が中途半端に邪魔をしてちゃんと読めない気がする。だからいちから読み直さないと駄目なんだなー……多分。

2019:07 10 
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