君に、

いつも君は
立ちすくむわたしに
手を差し伸べてくれた


わたしがどれほど恐ろしい存在であるか
君は知っていて
わたしを守ると云ってくれた


でもね
その言葉だけで十分だよ


とても嬉しかった
だから離れようと思った
でも君は
だからこそ君は
わたしの弱さを見逃しては呉れなかった


時に弱さで
時に恐怖で
身動きが取れなくなるわたしを
その力強く暖かな手で
何度でも
何度でも
立ち上がらせてくれた


それが君で
本当によかったと今でも思う


大好きな君に
抱え切れない程の
“有難う”